2016-08-05
春と修羅と気層圏
『気層圏』と書いてキソウケンと読みます。これが会社の名前です。
この社名は、私が宮沢賢治の『春と修羅』が好きだったからです。詩の中にこのような一節があります。
四月の気層のひかりの底を
唾し はぎしりゆききする
おれはひとりの修羅なのだ
私も、居場所は気層の底であります。足元はぬかるんでいることもあります。それでも、いつも上を向いて、空を見上げてすすんでいきたいと考えています。そして、自分の作ったデザインが風船のように、あるいはロケットのように、皆さんのいる気層、気圏に届いてくれれば幸いです。
関連記事
コメントを残す