toggle
2017-02-01

プロボノ

昨年の9月から「プロボノチャレンジKAWASAKI 2016」に参加してきましたが、このほどひと段落つくことができました。この取り組みは、川崎市主催で、NPO法人サービスグラントが企画、一般財団法人かわさき市民しきんが運営し協働で実施しているものです(詳細はこちら)。「プロボノ」とは普段の仕事の経験やスキルをいかしたボランティア活動でありまして、私の場合はグラフィックデザインということで参加しました。

担当した支援先は、「NPO法人ぐらす・かわさき」さんで、地域交流の場の運営や市民活動、コミュニティビジネスの支援をしている中間支援団体です。今回はそこで運営している「メサ・グランデ」というコミュニティカフェのデザイン再構築のお手伝いをしました。「メサ・グランデ」は、地域の野菜を販売する八百屋と野菜を使った家庭料理を提供するカフェをメインに、イベントや貸しスペースの利用もできる「場」です。また障害のある方の居場所「地域活動支援センター」でもあります。

お手伝いしたデザインとは、一般の人から見て、わかりやすく、入りやすいお店作りを意味しています。プロボノワークはチームで実施しますので、私以外にそれぞれスキルのある方とタッグを組んで、店舗設計や運営、職場環境などの提案を行いました。

私の担当はグラフィックなのでお店のマークをリニューアルし、関連するアイテムのデザインの統一を行いました。プロボノ活動は初めてでしたので、どこから手を付ければよいのか手探り状態でしたが、メサ・グランデの方と話し会いを進めて進めて何とか形にすることができました。

最初は私の方からイメージ優先でデザイン案を提案していたのですが、深くお話を聞くことによって、その思いや大切にされていることを感じることができ、メサ・グランデに寄り添った良いものが出来たのではないかと思っています。私の担当以外の店舗空間設計案も課題解決として素晴らしかったですし、お店の目指しているものを再認識できたスタッフマニュアルスタンダードの見直しも意味深いものでした。

「プロボノチャレンジKAWASAKI 2016」は昨年12月に終了しているのですが、引き続き現在も個人的に継続してお手伝いをしています。

NPO法人ぐらす・かわさき:http://www.grassk.org/
メサ・グランデ:http://mesa-grande.blogspot.jp/

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です